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ミラン黄金期の“天才10番”がスペイン代表FWを後継者に指名 「彼はまるで私のようだ」
「クオリティーを最大限に持った選手だ」
「スソは昨日の夜、最高のゴールを決めた。彼はまるで私のようだ。偉大なシュート力を持っている。アシストも生み出し、シュート機会も創出できる。彼は次から次へとチャンスを生み出す。そのクオリティーを最大限に持った選手なんだ」
サビチェビッチ氏はスペイン代表にも選出されたミランのレフティー、スソを称賛した。23歳の若武者は、今季セリエAで3試合2得点2アシスト。14日のEL敵地オーストリア・ウィーン戦では、後半18分に強烈なミドルシュートを沈めていた。
サビチェビッチ氏は同じレフティーであるスソに、現役時代に変幻自在のプレーでサン・シーロを沸かせた自身の姿を重ねていた。スソはリバプールから2015年1月に加入したが、当初はセリエAの水に馴染めず辛酸を嘗めた。
本田との右ウイングのポジション争いで勝てず、16年1月にはジェノアへ半年間の期限付き移籍。そこで6ゴールを挙げる活躍を見せて、昨季モンテッラ監督からエースに指名された。ミランの決定機のほとんどを創出するほどの大活躍で、スペイン代表の座も手に入れた。
かつて本田のライバルと呼ばれた男は、新生ミランのエースというお墨付きを、偉大なレジェンドから受けることになった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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