伝統のミラノ・ダービー、開催1カ月前でチケット完売 伊メディア「すでに在庫切れ!」

10月15日のインテル対ミラン、発売日に一般販売分が完売

 ともに“チャイナ・マネー”を得た者同士の対戦となる伝統のミラノ・ダービーが、大きな注目を集めている。イタリアのセリエAでは、インテルとACミランによる今季の“ミラノ・ダービー”初戦が10月15日に組まれているが、現地時間15日、試合から1カ月前のチケット発売日にして一般用のチケットが完売したという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 記事では、ホームとなるインテルのクラブショップにあるチケット売り場に長蛇の列を作るサポーターの写真とともに、「フィーバーするダービー、サン・シーロはすでに在庫切れ!」とレポート。インテルは約3万枚のシーズンチケット売り上げがあるが、残りの席種もすでに完売したという。現時点では、非公式に取引されるスポンサー企業向けのインナーチケットが、高値での争奪戦になっているとされた。

 インテルは昨季から中国企業の蘇寧グループに株式の約70%を売却。ミランは昨季終盤に株式99.9%を中国の投資家に売却。名実ともに“チャイナ・タウン”となったミラノでのダービーは、早くも盛り上がりを見せている。

 特にミランは今夏の移籍市場でイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ、トルコ代表MFハカン・チャルハノール、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバといった大型補強に打って出て、サポーターの期待感を高めている。

 

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