英紙が欧州クラブ「攻撃ユニット」査定 最強は“MCN”、バルサの新“LOL”も注目!?
欧州最高の攻撃陣はネイマール、ムバッペの二人を加えたPSG
各国リーグに続いて欧州チャンピオンズリーグ(CL)も開幕を迎え、欧州サッカーシーズンの熱はより一層高まってきた。各クラブが新チームの方向性を徐々に示し始めているなかで、英紙「ガーディアン」ではCLに出場している有力クラブの攻撃ユニットを独自の基準で査定している。
同紙は「MCNからLOLまで。新たなスーパーフォワードラインがCLを支配する」と特集。ビッグクラブのアタッカー陣の戦力分析が10点満点で行っている。
トップに立ったのは今夏の移籍マーケットの主役となったパリ・サンジェルマン(PSG)。10点満点の9.5点と評価された。ブラジル代表FWのネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペという二人の新戦力に、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを含めた「MCN」トリオは迫力満点。そのうえ、ベンチにはドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、ブラジル代表FWルーカス・モウラなどが控える充実の選手層を誇っている。
2位は10点満点中の9点で4チームが並んだ。昨季まではFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、ネイマールの「MSN」トリオが不動だったバルセロナは、ネイマールと入れ替わりでドルトムントのフランス代表FWウスマン・デンベレが加入。MSN級のユニットが形成できるか注目が集まっている。
同紙によれば、バルセロナの新トリオについて「正式なニックネームはまだ決まっておらず、ジョークでLOLを提案している人もいた」と紹介。3選手のファーストネームのイニシャル(Lionel、Ousman、Luiz)をとったものだが、LOLは「大笑い」を意味する「Laugh out Loud」の略語で英語のインターネットスラングとしても定着している。