武藤が開幕2得点と爆発 スーパーミドルに「打った瞬間に入ったと思った」
敵地G大阪戦で2得点、F東京の勝ち点1奪取に貢献
FC東京の日本代表FW武藤嘉紀が7日、敵地で行われた開幕戦、G大阪戦でロスタイムのスーパードライブシュートを含む2ゴールの活躍で、2-2のドローに貢献した。
雨模様となった万博記念競技場でワールドクラスの一撃が生まれた。1-2の1点ビハインドで迎えた後半ロスタイム、相手MFのクリアミスを拾った武藤は迷わず右足を振り抜いた。約20メートルのミドルシュートはゴール右隅に突き刺さった。値千金の同点弾が決まると、ベンチに駆け寄り、同僚と抱き合って喜んだ。
「インステップで振り切った。打った瞬間に入ったと思った。ドライブ回転がかかって、ぶれていた。あんなにいいコースにいくとは思わなかった」
そう喜びをにじませた武藤。だが、後半30分に決めた1点目の方が手応えがあったという。
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