松本山雅・反町監督、勝ち点1に手応え 「ポジティブに捉えている」
次節のホーム開幕戦は故・松田直樹氏の誕生日 運命の一戦でJ1初勝利なるか
「その前から闘莉王を前線に上げていた。その対処がポイントだった。難しかった。リードすることによって、逆に切迫感が出てしまった」
後半25分からDF闘莉王を最前線に上げていた名古屋はロングボールを多用。プレッシャーにさらされた山雅DF陣は後半33分に闘莉王、同35分にノヴァコビッチにゴールを奪われた。後半45分にはDF後藤がPKを献上する大ピンチを迎えたが、GK村山が闘莉王のシュートをセーブ。壮絶なシーソーゲームでどうにか勝ち点1を手にした。
「我々が目指すサッカーは出せた。オープンな展開からチャンスができた。1対1の部分で抑えることもできた」
敵地、豊田スタジアムには松本から1万人近いサポーターが訪れた。次節は14日のホーム広島戦。11年に練習中に倒れ、この世を去った元日本代表DF松田直樹氏の誕生日でもある。運命のホーム戦でJ1初勝利を挙げられるか。開幕戦を終えた指揮官は充実の表情を浮かべていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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