ACL中国勢対決で上海を襲った“アウェーの洗礼” 会場までの10キロで交通事故に5回遭遇

第2戦のパフォーマンス低下に影響? 移動に90分もの時間を費やす

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の“中国勢対決”となった準々決勝の上海上港と広州恒大の一戦で、上海上港はスタジアム入りに際して衝撃的な事態に巻き込まれていたことが明らかになった。

 上海上港の公式ツイッターは、「我々はスタジアムまで10キロの道のりで5回も交通事故に遭遇して90分もかかった。どれほど苦労して、それほどの労力を支払ったか。こんなことはありえるのか」と憤慨した様子でレポート。しかもその5回の事故のうち、二度は同じナンバーの車だったと写真まで掲載している。

 それが上海上港のパフォーマンスにどれほど影響したかは定かでないが、ホームでの第1戦に4-0で勝利していたにもかかわらず、12日の第2戦では0-4と大敗し、延長戦1-1を経てPK戦へ。辛くも上海上港が5-4で制し、準決勝へ進出した。

 中国の交通事情に関しては悪評も多いが、それにしても10キロの間に5回の事故は異常だ。今回、上海上港が巻き込まれた災難は、ACLを戦う日本勢にとっても、常に隣り合わせのリスクなのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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