チェルシー構想外のコスタ、去就問題決着へ 古巣アトレチコ移籍で合意、週内に正式決定

チェルシーがストライカーの放出を容認 移籍金はアトレチコ史上最高額の約79億円に

 お騒がせ男の去就問題がついに決着か。チェルシーで戦力外となっているスペイン代表FWジエゴ・コスタが古巣アトレチコ・マドリードへの移籍で合意に達し、今週中にも正式決定の見通しだとスペイン紙「マルカ」が報じた。

 コスタはシーズンオフにアントニオ・コンテ監督から携帯電話のテキストメッセージで構想外を言い渡される事態に直面。チェルシーからリザーブチームの一員としてチームに復帰するように要請されたが、それを拒否して母国ブラジルで長い休暇期間を過ごしていた。

 コスタの復帰を断念したチェルシーはアトレチコとの交渉に応じ、ついにストライカーの放出を容認したようだ。レポートによれば、両クラブは移籍で合意に達し、今週中にも正式決定する見込み。移籍金はアトレチコ史上最高額の6000万ユーロ(約79億円)になるという。

 すでに夏の移籍マーケットは閉幕している。また、アトレチコはFIFA(国際サッカー連盟)から来年1月まで選手の新規登録を禁止されているため、コスタは最短でも年明けまで公式戦に出場することはできない。

 チェルシーからの扱いに不満を爆発させたコスタ。念願の古巣復帰を実現させ、再び赤白のユニフォームを着て躍動することになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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