浦和GK西川、大逆転懸けたACL川崎戦に強気姿勢 「成功体験があるからこそ…」
準々決勝第1戦で川崎に1-3敗戦 ホームで“済州戦”の再現を誓う
浦和レッズのGK西川周作は13日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦ホーム川崎フロンターレ戦を翌日に控えるなか、大逆転でのACL4強進出へ向け、「成功体験があるからこそ、自分たちの力を信じることができる」と16強の済州ユナイテッド(韓国)戦の再現を誓った。
浦和は8月23日の準々決勝第1戦で、川崎に1-3と完敗した。第2戦の前日練習を終えた西川は「前回より良いものを見せられる自信はある」と強気な姿勢を崩していない。そのうえで、敵地での初戦を0-2で落としながら、延長戦の末に3-0で勝利した済州戦がチームに与えているメンタリティーの大きさを語った。
「あの済州戦での成功体験があるからこそ、僕らは自分たちの力を信じることができる。自分のことも、仲間のことも信じて戦いたい。試合への入りをしっかりしたいし、やるべきことをやるだけ。あの緊張感はなかなかJリーグでは経験できないものがある。そのなかで、川崎の有利を覆す戦いをしたい」
ACL16強の済州戦も、アウェーゴールを奪われれば突破が絶望的になるシチュエーションだった。それを無失点に抑え、試合後に西川は「気疲れしましたよ」と安堵の息をついた。浦和は川崎との第1戦でアウェーゴールを奪っているとはいえ、無失点が求められる第2戦に向けて守護神は意気込んでいる。
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