川崎初のACL4強へ、中村憲剛が描く勝利の方程式 浦和の新カラー警戒も持論展開
「自分たちがどれだけボールを持てるか」
「あれ(監督交代)から1カ月経ってないくらいだと思いますが、新しい監督の色は出てきてると思います。そこはシステムとメンバーの構成を見れば分かる通りですし、やってくることも1戦目とは多少違ってくるところもある。ただ、それ以上に自分たちがどれだけボールを持ってやれるかだと思うので。攻められるところもあると思いますが、そこをしっかりゼロで抑えて我慢する。逆に失点したとしても慌てない。とにかくブレずにやるのが大事だと思います」
今季はリーグ戦と合わせて浦和に2戦2勝、合計7得点と浦和の守備陣を攻略している。中村自身はゴールこそないが、「常に決めるつもりでやってるので、明日もチャンスがあれば打つし、それでチームの姿勢が出せればいい」と話し、ボールとゲームを支配することで浦和の攻撃回数を減らすつもりだ。
川崎の大黒柱の頭の中には、浦和との日本勢対決を制してクラブ史上初のベスト4に進出するイメージが出来上がっている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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