ミラン次期監督候補のモンテッラについて幹部が言及 「去る理由がない」

フィオレンティーナ幹部が残留を明言

 ACミランの来季監督候補に浮上しているフィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督の去就問題について、クラブ幹部が指揮官残留を明言した。イタリア国営放送「RAIスポーツ」が報じている。
「彼はあと2年契約を残しているし、チームを去る理由がない。私の知る限り、彼はここでの仕事を全うする。まだ強化の余地を残している」
 フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・グエリーニ強化部長はそう語った。
 今季10位と不振のミランは、次節ベローナ戦で敗れた場合、フィリッポ・インザーギ監督を解任する可能性が高いと地 元メディアが報じていた。その場合、コーチのマウロ・タソッティ氏が暫定昇格し、今季いっぱいは指揮を執ることが有力視されている。
 シルビオ・ベルルスコーニ会長は、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督、元ゼニトのルチアーノ・スパレッティ監督とともにモンテッラ監督も有力候補にリストアップしていると報じられてきた。だが、混乱の続くミランにモンテッラ監督が乗り込むことは、チーム幹部はないと見ている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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