「サポーターの愛は終わったか?」 パチューカ本田、大ブーイングに現地紙も酷評
本拠地グアダラハラ戦、移籍後初スタメンもトラップミスを犯すなど見せ場なし
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間9日のリーグ前期第8節の本拠地グアダラハラ戦で移籍後初のスタメン出場を果たすも、見せ場なく後半26分に交代。サポーターの大ブーイングを浴びながらベンチに下がる「背番号02」について、地元メディアは「(サポーターの)愛は終わったか?」と報じている。
本拠地エスタディオ・イダルゴに響き渡った大ブーイングは、背番号02に氷の刃のように突き刺さった。本田は4-3-3システムの右インサイドハーフを務めたが、味方からのボールは集まらず、前半29分には良い形でボールを受けながらドリブルミス。ボール奪われると、その相手に勢い余って突っ込んでメキシコ移籍後の初イエローカードまで受けてしまった。
結局、前半のうちに3失点したチームは、後半に1点を返した後半28分に本田を交代。期待された活躍は見せられず、ダッシュしながらピッチサイドに戻る背番号02に対し、スタンドからは容赦なく罵声が浴びせられた。
メキシコ紙「am」は、初スタメンとなった本田の体たらくにサポーターが激怒したことを特集。「トゥーソス(パチューカの愛称)が本田に大ブーイング。愛は終わったか?」と見出しを立て、「パチューカの新戦力は予想外の反応を受けた。1-3で敗れ、エスタディオ・イダルゴでファンからブーイングを受ける」と報じている。