名手ピルロ、軽率かつ無気力プレーで戦犯に 米紙が酷評「失望したルーキーのよう」

ヴィエラ監督は擁護「ミスした選手いたが…」

 かつて世界屈指のファンタジスタと言われた男が、いとも簡単にボールを奪われ、さらに拙い対応で後手を踏み、痛恨のゴールを献上した。得点を決めた相手FWディエゴ・ヴァレリは、これでMLSタイ記録となる7試合連続ゴールをマークしており、結果的にピルロが助ける形となった。

 同記事では「ピルロが審判の注意を喚起しようと手を振っている間、ジャマイカ代表選手は横断してエリアに侵入し、フリーのヴァレリに渡った」と軽率かつ無気力なプレーを酷評。失点後に悔しさを露わにしたピルロに対して、「38歳は賢明なベテランというより、まるで失望したルーキーのようだった」と表現している。

 ニューヨーク・シティFCを率いる元フランス代表のパトリック・ヴィエラ監督は「ミスや間違った決断をした選手がいたが、時にはゴールを与えることもあるし、与えないこともある。それが敗れた理由ではない」とピルロを擁護した。

 試合後、報道陣が押し寄せる前に会場を後にしたというピルロだが、名手のプレーに対して批判が巻き起こっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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