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ミランが冬の移籍市場で“ラストピース”のMF補強を画策 獲得候補筆頭はビダルか
潤沢な資金を元手に冬の移籍市場に向けて早くも補強を計画
今夏の移籍市場で潤沢な“チャイナ・マネー”を一気に投下して存在感を発揮し、注目を集めたイタリアの名門ACミランだが、すでに冬の移籍市場に向けて夏に獲得しきれなかった中盤の補強リストを作成しているという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
ミランは昨季終盤に中国資本へ株式売却を行い、資金を一気に調達。次々に選手を獲得して話題になった。そして移籍市場の最終盤に、クラブ幹部が現地メディアに対して「ラストピースは中盤」と語るなど、信頼のおけるMF獲得を目指していた。しかし、それが実現しないまま夏の移籍ウインドーはクローズ。中盤の補強ターゲットである「ミスターX」は、最後まで名前が明かされないまま終わってしまった。
それを受け、ミラン幹部はすでに冬の移籍市場で補強すべくリストアップを開始。そしてドイツ王者バイエルン・ミュンヘンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、最上位にランクされているという。
ビダルはバイエルン加入前にイタリア王者ユベントスで多大なる実績を残しており、イタリアへの順応には問題がない。ユベントスでも中心的な存在だったが、2015年の南米選手権中の飲酒運転と事故により、大手自動車メーカー「FIAT」を大スポンサーに持つユベントスでのプレー継続が難しくなり、移籍した経緯があった。
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