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“韓国のメッシ”が15年ぶりに禁断の扉開くか 史上二人目のセリエAデビューへ電撃登録
バルサBからヴェローナへ移籍したイ・スンウ フィオレンティーナ戦のメンバーに登録
バルセロナBからセリエAのヴェローナに今夏移籍したU-20韓国代表FWイ・スンウが、現地時間10日の本拠地フィオレンティーナ戦に向けた23人のメンバーリストに電撃登録された。出場すれば、セリエA史上二人目の韓国人選手となる。
2011年にバルセロナの下部組織に加入したイ・スンウは徐々に頭角を現すと、バルセロナBまで昇格。“韓国のメッシ”と称されるなど注目を集め、5月に韓国で行われたU-20ワールドカップでは、開催国のエースとして出場した。グループリーグ初戦のギニア戦で先制点を決めて3-0の勝利を飾ると、続くアルゼンチン戦でも先制点を叩き込んで2-0勝利に貢献。16強でポルトガルに1-3と敗れて姿を消したものの、2戦連続ゴールで天才のポテンシャルを示した。
もっとも、バルセロナでは苦戦が続いた。クラブがFIFA(国際サッカー連盟)から受けた未成年選手獲得による規約違反があったとして公式戦出場が叶わない時期もあり、出場機会が減ったなか、今夏イタリアへの完全移籍を決断。移籍金150万ユーロ(約2億円)の4年契約と伝えられている。
ヴェローナは9日、クラブ公式サイトでフィオレンティーナ戦に向けた23人の登録メンバーを公開し、「アタッカーのモイゼ・ケアンとイ・スンウを初招集」と発表した。イ・スンウはスペインのイタリア大使館で就労ビザの発給を受け、イタリアサッカー協会の承認待ちとなっていたなかでの電撃登録になったという。
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