パチューカ本田、移籍後初先発も不発 最下位グアダラハラに1-3完敗でサポーター激怒
終盤にはアロンソ監督が退席処分
後半に入っても低調なプレーを続けるパチューカに、サポーターも怒り爆発。後半10分には、ゴール裏から大量の紙テープがピッチに投げ込まれ、回収のために試合が一時中断する事態になった。同15分に、左サイド45度付近でFKを得たパチューカは本田がキッカーを務めたが、直接狙ったシュートはゴール枠からはるかに外れた。
そうしたなかでパチューカは同22分、左サイドからのアーリークロスを途中出場のFWハラが押し込んで1点を返し、反撃の狼煙を上げる。チームもリズムを取り戻し始めた同28分、本田は交代を命じられてベンチに下がった。メキシコ移籍後初スタメンとなった本田だが、見せ場を作れずに出番が終了した。
1点こそ返したものの全体的に低調な試合運びに終わったパチューカは、同34分にはタッチライン際に来た相手選手を突き飛ばしたアロンソ監督が退席処分。踏んだり蹴ったりの試合になり、そのまま1-3で敗戦。開幕から8試合で3勝5敗の勝ち点9で、中位から下位グループに沈む苦しい展開になっている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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