12月のサッカー“日朝戦”開催に各国メディア衝撃 「政治的緊張にもかかわらず…」

仏紙も反応「2カ国は本当に対戦する」

 8月29日早朝、北朝鮮は弾道ミサイル一発を発射し、日本政府によると北海道上空を通過後に北太平洋上に落下したという。こうした経緯もあり、サッカーの大会とはいえ、日本が北朝鮮チームを招き入れることに各国メディアが反応したようだ。

 フランス紙「LE PROGRES」は「北朝鮮が作った弾道ミサイル発射のうち、一発が日本の上空を飛んだが、2カ国は本当に対戦する…サッカー大会の一環として」と報じた。

 また、スイス紙「Le Nouvelliste」も「9月3日に原爆実験を行い、弾道ミサイルも発射し、そのうちの一つが日本を飛行した。政治的緊張がこの地域で非常に強いなか、これらの対戦が組まれた」としている。ベルギー紙「LE SOIR」も同様の論調で伝えた。

 男子日本代表にとってはロシアW杯を見据えた強化の場となり、女子日本代表にとっては来年4月のアジアカップに向けた大事な大会となる。各国メディアも注目する“日朝戦”は、どのような結果になるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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