長友を「忘れてはいけない」とインテル監督が評価 「正しいバランスを理解している」
伊紙のインタビューで語る 新加入ダウベルトの能力も絶賛
インテルの日本代表DF長友佑都は、今夏ルチアーノ・スパレッティ新監督の就任に伴い、地元メディアから戦力外と報じられていたが、開幕から2試合連続で先発出場。だが10日に行われる次節スパル戦では、ニースから今季獲得したブラジル人DFダウベルトが初先発を果たすと予想されるなど、インテルで安泰とは言えない状況が続いている。
そうしたなかスパレッティ監督が、左サイドバックのレギュラー争いについて言及。ダウベルトの実力を絶賛する一方で、クラブ最古参となった長友について「忘れてはいけない」と評価している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
ガゼッタ紙のインタビューに応じた指揮官は、今季新加入選手についての分析も披露している。ニースから2000万ユーロ(約26億円)の移籍金でやってきたブラジル人左サイドバック、ダウベルトについては絶大な評価を明かしている。
「ダウベルト? 彼はファンタスティックな左足の持ち主だ。いとも簡単に上下動を繰り返す。クロスも素晴らしい。守備も悪くない。だが、彼はポジションにいかにフィットするか、学ぶ必要がある」
左足のテクニック、キック精度、運動量、守備面に及第点を与えた。唯一の注文は、長友も「一番細かい」と語る“スパレッティ戦術”への理解を深めることだという。
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