ヘタフェ柴崎、開幕3戦連続スタメンで今季初勝利に貢献 地元紙もチーム最高タイ評価

サウジ戦から中2日で敵地レガネス戦に先発、2-1勝利に貢献

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳が、サウジアラビア戦から中2日の強行日程にもかかわらず、現地時間8日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節レガネス戦に開幕から3試合連続のスタメン出場。後半途中までプレーし、チームの今季初勝利(2-1)に貢献した。現地紙からも高い評価を与えられている。

 5日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦(0-1)で、A代表で約2年ぶりの先発出場を果たした柴崎。バヒド・ハリルホジッチ監督が後半30分までプレーさせたこともあり、敵地レガネス戦の出場は難しいかと見られていた。しかしサウジアラビアからスペインへの長距離移動をものともせず、柴崎はピッチの上でキックオフの笛を聞いた。

 序盤から積極的にボールに絡もうとした柴崎は、前半15分に味方からのパスを受けるとペナルティーエリアやや正面外で複数人のマーカーに囲まれる。しかし細かなボールタッチからフィニッシュに持ち込むなど、コンディションが整わないなかでも自らのストロングポイントを発揮しようとした。

 その流れに乗るかのようにヘタフェは、同39分にMFアラムバリの強烈なミドルシュートが突き刺さり先制に成功する。後半に入るとレガネスの勢いに押されたこともあり、柴崎も同17分にMFヒメネスと交代。その3分後に同点に追いつかれたものの、同38分にそのヒメネスがCKからの展開で地を這うミドルシュートを叩き込んで2-1と勝ち越し、今季初の勝ち点3をゲットした。

 

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