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来夏プレミア移籍市場はリーグ開幕前に終了へ 「良いアイデア」と他国も追随か
シーズン開幕前の木曜日に閉鎖することが投票で決定
今シーズンも各国欧州リーグでは8月31日から9月1日にかけて“駆け込み移籍”が発生し、各クラブのファンをやきもきさせた。しかしプレミアリーグ間における移籍は来季から、シーズン開幕前に移籍ウインドーが締め切られることになりそうだ。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
同紙によるとプレミアリーグの20クラブ中14クラブが、すでに来季開幕前の木曜日に移籍市場を閉鎖することに賛成していたが、態度を保留していたマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが同意。クリスタル・パレス、ワトフォード、スウォンジー、バーンリーが投票を棄権したことで、来夏移籍市場の締め切りは2018-19シーズン開幕前の8月9日に設定された。
今シーズンもアーセナルに所属していたMFアレックス=オックスレイド・チェンバレンがリバプール戦に出場しながらも、移籍市場リミット寸前でそのリバプールへと引き抜かれている。このような事態について、プレミアリーグのチェアマンを務めるリチャード・スクーダモア氏は「問題点として、選手を売りさばこうとしているチームが、すでに3試合をしていることだ。競技性の面から考えて、それは好ましくない」としている。
開幕以降も他国リーグへの移籍は許されるため、プレミア側としてはやや不利な決定事項に思える。とはいえ、この決定について他国リーグからも賛同の声が挙がっているという。
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