元スペイン代表“10番”の中国行きが決定か 上海申花でテベスらと共闘へ
34歳となった左利きアタッカーのレジェス 昨季エスパニョール退団後フリーに
昨季終了後にスペインのエスパニョールを構想外で契約満了となっていた、元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェスの新天地が中国に決まったようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」などが報じている。
レジェスは2006年ドイツ・ワールドカップでスペイン代表の「10番」を背負ったレフティーだが、近年は苦戦が続いていた。一昨季にセビージャで契約更新に必要とされる出場時間を確保できずに退団となると、昨季エスパニョールに加入しながら1シーズンで構想外に。今夏の移籍市場でも声がかからず宙に浮くなか、目をつけたのが中国の上海申花だったようだ。
上海申花は元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスを、昨年末に2年総額で約100億円という世界最高年俸で獲得し話題を呼んだ。他にもコロンビア代表MFフレディ・グアリンや、元ナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスなどが所属し、グスタボ・ポジェ監督が指揮を執っている。
中国の移籍市場は7月14日にクローズしていたが、所属チームのないフリー選手だけに契約は可能。かつてプレミアリーグの強豪アーセナルや欧州王者レアル・マドリードでも活躍した34歳の左利きアタッカーは、中国でもう一花を咲かせることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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