ハリルジャパンの現状を海外メディアが分析 「ヤングスター輩出に問題を抱えている」
「日本は不透明な時期に入りつつある」
記事では本田や岡崎、キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)、守護神のGK川島永嗣(メス)が30歳を超え、その影響力が徐々に衰え始めていると分析。そして若手が思うように台頭していない例として、FW柿谷曜一朗(セレッソ大阪)とFW宮市亮(ザンクトパウリ)の名前を挙げた。前者は2013年の東アジアカップで鮮烈なA代表デビューを果たすも、14年ブラジルW杯以降は目立った活躍を見せられず、日本人プレミアリーグ最年少デビューを飾った後者も故障続きで1年間通して戦えないシーズンが続いている。
そして同局は、18年6月に開幕する本大会に向けても以下のように展望している。
「日本は1998年にW杯デビューして以降、20年間にわたってアジアを牽引するチームとして君臨してきた。しかし、不透明な時期に入りつつある。これ(ロシア)がホンダにとって最後のW杯となる可能性が高いが、将来を見据えればタクマ・アサノやヨウスケ・イデグチら若手に貴重な経験を積ませることが重要かもしれない」
同局は本田の起用にこだわらず、浅野や井手口といった次世代に経験を積ませることも選択肢としてあると記した。果たしてバヒド・ハリルホジッチ監督は、どのようなメンバーで本大会に挑むのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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