なでしこW杯優勝時の女性主審がブンデス史上初の快挙! ヘルタ対ブレーメン戦の担当決定
女子サッカー界の名主審シュタインハウスさんが、10日に“ブンデスデビュー”へ
日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとブレーメンのブンデスリーガ第3節のゲームが現地時間10日に行われるが、この試合を同リーグ史上初となる女性主審が担当することになった。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
今回主審を務めることになったのは、ビビアナ・シュタインハウスさん。ハノーファー出身の38歳で、本職は警察官だ。2007-08シーズン以来ブンデスリーガ2部の担当や、今季はバイエルンのDFBポカール1回戦を担当したが、1部リーグでレフェリングするのは史上初の快挙となる。
なおシュタインハウスさんは「なでしこジャパン」が優勝した2011年女子ワールドカップ決勝、銀メダルを獲得したロンドン五輪決勝の日本対アメリカの主審を担当するなど、女子サッカー界で名審判としての実績を積み上げてきた。
この発表を受けてヘルタのパル・ダルダイ監督は、ドイツ紙「ビルト」に「私は彼女にとって良い試合になることを願っている。彼女は本当に良い仕事をするからね」とコメントしている。シュタインハウスさんにとって、人生最大のチャレンジになることは間違いない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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