ポドルスキが日本サッカー界に提言 親しみを感じながらも…「謙虚さは役に立たない」

勝負事で日本人的な謙虚さは不要と語る

 7月6日に来日したポドルスキは日本の文化や風習に興味を示し、自身のSNSを通じて積極的に写真やコメントを投稿してきた。日本人の印象については、「一般的にとてもフレンドリーだ」と親しみを感じている一方、ことサッカーに関しては、日本人の性格が仇になると考えているようだ。

 ポドルスキはJリーグデビュー以降、柏レイソル戦や磐田戦をはじめ、何度も相手選手と小競り合いを起こすなど気性の荒い面を見せている。しかし、勝負事において謙虚な姿勢は不要と語った。

「日本人の考え方のために、多くの人が控えめであり、親切で、礼儀正しくあるが、私はこの謙虚さを好まない。それは役に立たない」

 世界の第一線で長年戦い続けてきた32歳のレフティーは物足りなさを率直に打ち明けているが、この言葉は日本サッカー界に対する一つの提言とも言えそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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