ミランが今オフに“大リストラ”敢行か 本田は残留組、伊紙が報じる

ガリアーニCEOがインザーギ監督らと面談実施

 今季10位と低迷するACミランが来季に向けた強化会議を開き、現有戦力の半分と契約を結ばない大リストラを敢行する見通しを地元メディアが報じている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「ミラン、高熱。裁判と革命」と特集し、日本代表FW本田圭佑は残留組に含まれていると伝えられている。
 前節のキエーボ戦でドローに終わり、連勝できないチーム状況について、特集では「ミランは病気。回復できずにいる。発熱は慢性化。回復したと思えば、また沈没する」と厳しい論調で報じている。
 次節ベローナ戦で敗れれば、フィリッポ・インザーギ監督が解任となる可能性も浮上。その正念場を前した3日、アドリアーノ・ガリアーニCEOがミラネッロを訪問。インザーギ監督やアシスタントコーチのマウロ・タソッティ氏ら全スタッフと個別会談を持ったという。
 そして、ガリアーニCEOは来季の巻き返しに向けた人員整理に着手したと伝えられている。現時点で残留リストに入っているのは、アントネッリ、ボナベントゥーラ、チェルチ、デシリオ、モントリーボ、パレッタというイタリア代表経験組。また、本田、メネズ、ディエゴ・ロペスの3人に関しては「さらに価値を高めるべき外国人選手たち」と来季も活躍が期待されているという。今季限りで契約満了となるアバーテ、アッビアーティ、ボネーラの3人も「経験豊富な選手」とベテラン枠で契約延長となると報じられている。

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