中国代表、2022年W杯での逆襲へ 米メディアが「強化5か条」を提言 鍵はリッピ監督の慰留
群雄割拠で生き残るには勢いの維持が課題
「イタリア人指揮官は、決してタレントの“深いプール”に恵まれていたわけではなかった。しかし、これまで中国代表で真の能力を発揮したことのないベテラン勢を最大限に生かすスタイルを見出した。多くの人が広州恒大のリッピを見ていたが、彼らはここまでリラックスし、自信を持ったグループを見たことはほとんどなかった」
一方で、記事ではアジア勢力図の変遷についても言及。「以前はオーストラリア、日本、韓国がトップを走る構図だったが、UAE、ウズベキスタン、カタールが同地域の有力候補になるとは予想できなかった。シリアとイラクは政治情勢によって難しい状況ながら、イランは現在アジアで優れたチームだ」と群雄割拠の様相を呈していることにも触れている。
予選敗退となった中国。“5か条”の最後のポイントとしては「勢いを維持することが最大の課題」と、長期的な強化が試されるとしている。“眠れる虎”は2022年のカタールW杯に向けての新たなプロセスを歩むことになるが、果たしてリッピ監督の下で次回予選は日本の前に立ちはだかることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2