パチューカ本田の注目度に陰りなし! メキシコ紙が「外国籍選手ベスト11」に選出
アギラールやディアスら世界的に知られる選手たちに並び、「HONDA」の名前も
日本代表FW本田圭佑(パチューカ)は、5日のロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選サウジアラビア戦で前半45分間の出場に終わり、定位置奪回へのアピールとはならなかった。代表生き残りのためには所属クラブで結果を残せるかが一つの鍵となるが、メキシコ紙「レコルド」ではメキシコリーグ(リーガMX)の「外国籍選手ベストイレブン」の一人としてピックアップされている。
リーガMXも欧州サッカーと同じく、8月31日に移籍市場が閉幕した。同紙によると、現在リーグには計189人の外国籍選手がいるが、そのなかから「メキシコサッカーを彩る11人」をチョイス。パラグアイ代表のDFパブロ・アギラール(クラブ・アメリカ)、チリ代表MFマルセロ・ディアス(プーマスUNAM)、エクアドル代表のエースFWエネル・バレンシアとフランス代表経験を持つFWアンドレ=ピエール・ジニャック(ともにティグレス)ら世界的に知られた名前が並ぶなか、中盤には「HONDA」の名も記されている。
本田は4-3-3システムの右インサイドハーフに配置され、「彼は豪華な補強としてパチューカに加入した。公式戦初めての試合では、チームを助けるプレーだけでなく、リーガMXでの初ゴールをマークしている」と記されている。
W杯出場を決めたオーストラリア戦では出番なしに終わり、強い決意で臨んだサウジアラビア戦でもチャンスに絡むことができず、ハーフタイムでFW浅野拓磨(シュツットガルト)との交代を命じられた。本田の代表での立ち位置は非常に厳しい状況だが、メキシコでの期待に応え、バヒド・ハリルホジッチ監督に名誉挽回の活躍を見せられるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images