中田を発掘したペルージャの北朝鮮人FWにユーベが熱視線 アジア人初の移籍なるか
セリエB開幕戦でハットトリック、「若い選手を生み出す工場」のユーベも興味
FIFAランキング110位の北朝鮮の若きストライカーに、イタリア王者ユベントスが興味を示しているという。イタリア紙「トゥット・スポルト」や、イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」などが報じた。
「冗談は言えない。特に今のこの時期、朝鮮民主主義人民共和国は、国際的に社会的にも、政治的にも世界の権力を懸念している。しかし、これはサッカーだ。とても真面目な話である」
「トゥット・スポルト」が伝えた話題の主は、北朝鮮出身のストライカー、ハン・グァンソンだ。今季セリエAのカリアリから、セリエBのペルージャへ期限付き移籍となった18歳は、現地時間8月27日に行われたリーグ開幕戦の敵地ヴィルトゥス・エンテッラ戦(5-1)でハットトリックを達成するなど大爆発。その活躍もあって、王者ユベントスが獲得候補としてリストアップしているという。
「ハンはユベントスを引きつける」とタイトルがつけられた記事では、「ユベントスがハンに気づかないわけがない。ユベントスは若い選手を生み出す工場だ。(ペルージャの本拠地)レナト・クーリにもユベントスのスパイが視察していた」と記している。
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