韓国代表の低迷嘆く地元メディア W杯出場も「笑ってる場合ではない」「無に戻れ」と辛辣
「傷口は深い」と本大会までの強化にも言及
さらに「笑っている場合ではない。開幕まで282日残っている」との見出しをつけたのは、韓国の総合ニュースサイト「news1」だ。
記事は「少なくとも最後の試合は勝利を期待したが、それができなかった。9回連続W杯出場という戦利品を得たが、傷口は深い。何が問題だったのかを探す作業が必要だ。残り282日しか残っていない時間を有効に使わなければ、最終予選よりも厳しい道を歩むことになる」と指摘し、代表チームの強化をいち早く推し進めるべきと伝えている。
W杯出場を決めた後、シン・テヨン監督は選手たちに胴上げされていたが、果たしてそこまで喜んでいいものなのか。これから韓国代表は、10月にフランスで、アフリカや欧州の代表チームとの親善試合を予定しているという。シン・テヨン監督に残された時間は少なく、W杯での躍進に向けて手腕が試されるのはこれからだ。
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金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images