韓国代表の低迷嘆く地元メディア W杯出場も「笑ってる場合ではない」「無に戻れ」と辛辣
不振のソン・フンミン「起用法を研究すべき」
選手の使い方について問題視するメディアも多かった。今回のW杯予選を通じてエースのソン・フンミン(トットナム)の力に頼る部分も多かったが、最終予選ではこれといった見せ場を作れなかった。
サッカー専門サイト「フットボリスト」は、「本大会出場を決めた韓国代表は、ソンの活用法から研究しなければならない。アジア2次予選でソンは光を放ったが、最終予選では昨年10月のカタール戦の1得点のみ。トットナムでどのような形でゴールを決めているのかを参考にし、得点パターンも研究すべきだ」と、選手の力を生かす力が代表チームに必要だと指摘した。
さらに「国外組ばかり使うのではなく、Kリーグでプレーする選手に目を向けるべき」と主張するのは、スポーツ紙「スポーツ朝鮮」だ。
ウズベキスタン戦ではソン・フンミンやFWファン・ヒチャン(ザルツブルク)を攻撃陣に起用していたが、後半18分にMFヨム・ギフン(水原三星)が入ってから流れが大きく変わった。さらに後半33分にFWイ・ドングク(全北現代)が入ってからも、得点チャンスは生まれていた。
同紙は「危機的状況で、自分たちの価値を証明したヨムとイのベテラン二人や、先発で出場したDFキム・ミヌ(水原三星)やDFキム・ミンジェ(全北現代)らKリーガーの活躍は、自分たちの価値を証明した」と評価しつつも、チームの作り直しが必要との見方だ。