日本、杉本代表デビューも敵地0-1敗戦 歓喜のサウジがW杯出場、豪州3位でPOへ
柴崎が最終予選初出場 本田がキャプテンで先発も前半後に浅野と交代
すでに本大会出場を決めている日本代表のワールドカップ(W杯)アジア最終予選の最終戦、敵地サウジアラビア戦は0-1で敗戦。サウジアラビアがグループの2位に入り、首位の日本とともに来年のロシアW杯出場を決めた。
日本はこの試合前に負傷明けでコンディションが懸念されたMF香川真司(ドルトムント)と主将のMF長谷部誠(フランクフルト)がチームを離脱して所属チームに戻り、FW大迫勇也(ケルン)も現地でメンバー外。FW本田圭佑(パチューカ)がキャプテンマークを巻き、MF柴崎岳(ヘタフェ)が最終予選での初出場となるスタメンのピッチに立った。
日本は前半から消化試合の緩さを感じさせない立ち上がりを見せ、FW原口元気のタイトな守備からの速攻などでリズムをつかんだ。一方で、W杯本大会への自動出場権を得る2位以内には勝利しかないサウジアラビアも激しいプレーを随所に見せる熱戦になった。
日本は守備ブロックを作って構えながらも、攻撃時には中盤の選手も前線へ進出。MF井手口陽介(ガンバ大阪)などがミドルシュートを放ったが、ゴールを奪うことはできず。猛暑の環境下で前半30分を前にクーリングブレークも取られた一戦はスコアレスのまま前半を終え、ハーフタイムを迎えた。
ハーフタイムにバヒド・ハリルホジッチ監督は、前半に効果的なプレーを見せられなかった本田をベンチに下げ、FW浅野拓磨(シュツットガルト)を投入して後半をスタート。本田は足を引きずる素振りも見せていた。
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