「韓国代表から笑顔が消えた」 W杯出場をかけた敵地決戦、ピッチ状態に懸念の声も
緊迫した様子を伝える韓国メディア 敵地決戦に指揮官「何が起こるか分からない」
韓国代表が9大会連続のワールドカップ(W杯)出場をかけて、いよいよ大一番に挑む。5日に敵地タシケントで行われるロシアW杯アジア最終予選の最終節ウズベキスタン戦、グループAで2位の韓国は、この一戦に勝利すれば自力でのW杯出場が決まる。だが、勝ち点2差の3位シリアと4位ウズベキスタンにも2位浮上の可能性が残っており、韓国が引き分け以下に終わった場合、プレーオフに回る3位、あるいはW杯出場権を逃す4位に転落する恐れがある。
韓国メディアも緊迫した一戦を前に、「運命のウズベキスタン戦」と大きく報じている。
「内容よりも結果が重要な一戦」との見出しをつけたのは、サッカー専門サイト「インターフットボール」だ。同サイトは「無条件で結果が重要な一戦だ。どのように勝つのかというよりも、勝つことだけに集中しなければならない」と伝えた。
シン・テヨン監督も「アウェーなので何が起こるか分からない。自分たちが求めるプレーができればいいが、結果的にそれができないこともある。とにかく負けないサッカーをする。無条件で勝つことだけに焦点を置いている。プレーオフは考えていない」と必勝を誓っていた。
サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー・コリア」は、「ロシアに行くなら26人みんなを信じろ」との見出しで、選手の起用法にも気を配るべきと主張。同誌は「負けないためのベストイレブンにするには、多くのオプションを持っておくべき。特定の選手を限定して起用すれば、視野が狭まる。一方で最大限に多くの選手を信じて使うのであれば、多くのカードを手にすることができる。今、シン監督に必要なのは、自分が選んだ26人の能力を最大限に生かせるようにすることだ」と伝えた。
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