インザーギ監督、次節システム変更の可能性が浮上 本田が先発復帰も

怪我人続出で4-3-1-2から4-2-3-1への変更プランが浮上

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が、負ければ自身の更迭の可能性が浮上している7日のベローナ戦で4231システムに変更するプランが出てきている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
 インザーギ監督は様々な苦難に直面している。
 キエーボ相手にドローに終わり、現在リーグ10位という苦境から地元メディアはシルビオ・ベルルスコーニ会長が落胆し、ベローナ戦で敗れた場合に電撃解任に踏み切る可能性を指摘。また、故障者も続出しており、キエーボ戦ではイタリア代表MFリカルド・モントリーボが右足の故障、オランダ代表MFナイジェル・デヨングが左太ももの故障でいずれも次節ベローナ戦を含む2試合を欠場する見込みとなっている。

 ここ2試合はベルルスコーニ会長が気に入っている4312システムで戦ったインザーギ監督はトップ下にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラを配置し、本田はベンチだった。だが、3ボランチを継続する人材を故障で欠くことになった指揮官は4231システムへの変更に踏み切る可能性が浮上。その場合は、2試合連続で先発落ちしていた日本代表FW本田圭佑が定位置の右サイドのアタッカーとして先発に復帰する可能性も出てくる。
 キエーボ戦では後半から出場し、後半3分に左足でクロスバーをかすめる強烈なミドルシュートを放った本田は215日のエンポリ戦以来となる先発のピッチに立つことはできるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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