日本代表、タクシー移動で“アウェーの洗礼” 仏紙「サムライ・ブルーは軽視された」

渋滞により選手が乗り込むはずのバスが到着せず、急きょタクシーを手配

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、8月31日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦に2-0と勝利し、6大会連続となる本大会出場を決めた。最終予選の最終節、敵地サウジアラビア戦に向け2日に現地へ移動。トレーニングを重ねるなかで“アウェーの洗礼”を浴びた。フランス紙「レキップ」は、「サウジアラビアでの試合前に、日本が練習場までタクシー移動を強いられた」と伝えている。

 現地時間3日、ジッダで調整していた日本が思わぬハプニングに見舞われたという。記事では「日本のチームバスは到着しなかった」として、渋滞により選手が乗り込むはずのバスが時間通りに到着せず、対応を迫られた。

 チーム全員での移動が難しくなり、日本は急きょタクシーを手配。いくつかのグループで分乗し、練習時間こそ若干遅れたものの事なきを得た。これには同紙も、「日本が練習場までタクシー移動を強いられた」と驚きを持って報じている。

 また同記事では、日本が敵国サウジアラビアから軽んじられたと言及。その一因は、すでにW杯出場が決まっていることにあるとしている。

「ホスト国の協会は、対戦国の物流などを管理することになっているが、すでにW杯出場を決めていたサムライ・ブルーは軽視された」

 

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