W杯出場危機の韓国、運命のウズベキスタン戦へ決死の覚悟 地元紙も「背水の陣」
4位転落の危険性も残す敵地最終戦 ク・ジャチョル「全てを捧げる」
韓国代表は9大会連続のワールドカップ(W杯)出場権をかけて、9月5日にロシアW杯アジア最終予選の最終戦、敵地でウズベキスタンとの大一番に挑む。8月31日の本拠地イラン戦ではシュート0本のスコアレスドローに終わり、試合後には選手がホームサポーターの歓声や芝の悪さを苦戦の要因に挙げたことで、韓国内で大バッシングを浴びた。地元メディアは大一番に向かうチームに、「背水の陣」と巨大な圧力をかけている。
「背水の陣 韓国対ウズベキスタン戦、一歩も譲ることができない」と報じたのは、韓国紙「スポーツソウル」だ。グループAはすでにイランが1位突破を決めているが、勝ち点14で2位の韓国を勝ち点2差で3位シリアと4位ウズベキスタンが追い、勝ち点9の5位中国もプレーオフに回る3位浮上の可能性を残すなど、大混戦となっている。
敵地タシケントでの対決に挑む韓国とウズベキスタンの両チームの状況を、同紙は「背水の陣」と報じた。アウクスブルクの韓国代表MFク・ジャチョルは「(韓国代表に)僕は全てを捧げる。所属するクラブでは欲が出るのは当然だが、代表では献身的にならなければいけない」と主張。自らのゴールやアシストに色気が出てしまうドイツでの戦いとは異なり、韓国代表では無私の心で戦っていると主張している。
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