豪州DF、サウジとの“消化試合”に臨む日本に言及 「100%を尽くさないなんてことはない」

元千葉のDFミリガン、日本代表は最終戦にも全力で臨むだろうと見解

 日本をよく知るからこその発言だった。オーストラリア代表DFマーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)は、日本代表がロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地サウジアラビア戦で手を抜くことはないだろうと展望した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」オーストラリア版が報じている。

 8月31日に行われた日本戦に、オーストラリアは0-2で敗れた。この結果、アジア最終予選のグループBは首位・日本のW杯出場が決定。2位サウジアラビアと3位オーストラリアは勝ち点16で並び、自動的に本大会の出場権を得られる2位の座は、最終戦の結果にゆだねられることになった。

 そして、運命の最終戦でオーストラリアは本拠地メルボルンで最下位タイと、日本は敵地でサウジアラビアと激突する。日本は本大会出場を決めているため“消化試合”となるが、かつてジェフユナイテッド千葉でプレーし、日本の選手のメンタリティーを知るミリガンは、日本代表がこの試合にも全力で臨むだろうと見ている。

「僕らが彼ら(日本)の立場にいたとしたら、僕らは一歩後退するとは思わない。彼らもそんなことをするとは全く思わない。彼らの性質や文化から考えても、彼らが100%を尽くさないなんてことがあるとは思わないよ」

 32歳のベテランは「僕らは火曜日にやるべきことに全てを捧げて、集中している」と語った一方で、日本もサウジアラビア戦は勝利を求めて戦うだろうと語っていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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