35歳FWビジャが3年ぶりスペイン代表出場 大歓声と万雷の拍手「本当に嬉しかった」
W杯欧州予選イタリア戦で後半42分から途中出場 試合後に率直な思いを吐露
ニューヨーク・シティFCのスペイン代表FWダビド・ビジャが現地時間2日のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のイタリア戦(3-0)に途中出場し、ブラジルW杯以来3年ぶりとなる“ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)”へと復帰を果たした。スタジアムに駆けつけたファンからの大歓声で迎えられたベテランFWは試合後、「重要な機会で信頼されたことが本当に嬉しかった」と心境を明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
ビジャは3-0で迎えた後半42分、この試合2得点のMFイスコ(レアル・マドリード)との交代でピッチに立った。試合会場のサンティアゴ・ベルナベウに集まった観衆から大歓声と万雷の拍手で迎えられた。
35歳のストライカーは「この気持を説明するのは難しい。とても幸せだけど、これだけの愛情を受けるのにふさわしいのかはよく分からない」と3年ぶりの代表戦に立った率直な思いを吐露している。
「スペインは素晴らしい試合をした。みんなが満足している。この試合は予選においてとても重要なものだったので、このような機会で信頼されたことが本当に嬉しかった」
スペインはイタリア相手に3-0と快勝し、欧州予選グループG首位の座をキープした。スペイン代表歴代最多の59得点を決めているビジャは、大一番で復帰を果たし、充足感に満ちたコメントを残していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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