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ルヴァン杯準決勝への勝ち上がり条件は? 浦和とG大阪は勝利必須、川崎と仙台有利か
大久保が古巣・川崎戦で大活躍なるか
第1戦で2点差がついたのは、川崎フロンターレ対FC東京の“多摩川クラシコ”と、ベガルタ仙台対鹿島アントラーズの2カードだ。それぞれ、ホームの川崎と仙台が2点差で勝利しているだけに、FC東京と鹿島は第2戦では少なくとも2点差での勝利を手にしなければいけない。
特に優位なのは、アウェーゴールを与えずに2-0勝利をしている川崎だろう。MF中村憲剛、MF大島僚太といった両プレーメーカーを温存しながらも、MF家長昭博の2ゴールが光った。第2戦でアウェーゴールを奪えば、その優位はさらに大きくなる。一方のFC東京は、ゲームメーカーのMF高萩洋次郎を代表招集で欠き、MF中島翔哉もポルトガル移籍でチームを離れた。古巣対決になるエースFW大久保嘉人が劣勢を覆すほどの大活躍を見せられるか。MF太田宏介のセットプレーも含め、早い時間のゴールでプレッシャーを掛けたい。
また3-1で勝利した仙台は、優位であるものの油断のできない立場だ。鹿島にとってホームでの2-0勝利は現実的なスコアになる。それだけに仙台は、守備を軸にしながらゲームを進めて時間の経過を味方につけたい試合になる。一方の鹿島は、DF昌子源、DF植田直通のセンターバックコンビを代表招集で欠いている苦しさが初戦に出てしまった。初戦は途中出場のFW金崎夢生などの攻撃陣が前半のうちに1点を取れば、仙台に強烈なプレッシャーを掛けられるだけに、そのプレーに注目が集まる。