地元番記者がACミランMF本田を酷評 敵地アタランタ戦で自分の家でプレーも前半のみで追い出された
「今日、本田は良くなかった。彼の好きな本来のポジションでプレーしていた。トップ下でカカとバロテッリとスペースがとれて、いいプレーを見せるはずだった。だが、試合に入ることが全くできていなかった。試合を組み立てることも、適切なパスを供給することも、重要な攻守の仕事もうまくできていなかった」
クラレンス・セードルフ監督が定番としていた4−2−3−1システムから、この日4−3−1−2システムに変更され、本田は「自分の家」と語っていたトップ下に入った。だが、試合で何も痕跡を残せなかった。ヴィンチ記者は深刻な表情でこう続ける。
「本田はシリアスな問題だ。1月に移籍して、約4カ月が過ぎている。もう慣れて、溶け込めていいはずなのに、まだできていない。今日、セードルフは本田に信頼を置いてプレーさせたのに、本当によくなかった。本田はとてもいい選手なのに、ミランに溶け込むことができないでいる。とても心配なことだ」
シーズン終幕まであと1試合を残すのみ。終盤に見せた未熟な適応具合は番記者にも懸念材料となっている。
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