ハリル監督、“衝撃発言”の真相激白【前編】 「私のやり方に全員が同意してなかった」

「昨日の発言は私を批判した方に向けたもの」

「なぜなら私は発言する時に社交辞令でなく、感じていることを言うからです。会見会場に入った時に拍手で迎えられ、非常に感動しました。ただ、皆さんにとっては(応対しないのは)快くない状況だったと思うので、申し訳なく思い、昨日は(個人的な問題の)説明をしました」

 指揮官が一方的に話す形となった会見については、日本だけではなく世界でも伝えられた。その報道も、ハリルホジッチ監督はすでに知っていたようだ。それを契機に、指揮官の口調はヒートアップする。

「昨日の会見の後、フランスを含め世界中で報道されていました。それでこの状況の説明を少しだけしたいと感じている。私の昨日の発言は、私を批判していた方に向けたもの。選手たちに『何を怒っているのですか?』と聞かれたが、批判していた方々に対して発言した。私に敬意を払っていなかった、仕事を評価してこなかった人、批判するためにいた人、そういう人がいるのもノーマルでしょう」

 こうまくしたてた指揮官は、一部メディアに対して溜めていた想いなどをぶちまけていくことになる。

【後編へつづく】ハリル監督、“衝撃発言”の真相激白 「他のところからオファーがあった」

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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