暴行容疑で逮捕の甲府MF、今季出場停止などクラブ処分 本人が謝罪声明「あるまじき行為」
7月23日に知人女性とトラブル 今月3日に処分保留で釈放、31日に不起訴処分
ヴァンフォーレ甲府は1日、知人女性への暴行容疑で逮捕された23歳MF道渕諒平に対する処分を正式発表した。
クラブは処分の基になった事実として「7月23日夕方、弊クラブ所属の道渕諒平は東京都内で知人の女性とトラブルになり、殴るなどの暴力を振るったとして警視庁湾岸署に暴行容疑で逮捕され勾留された。8月3日処分保留のまま釈放され、8月31日不起訴処分となった」と説明している。
この結果、道渕には、2017シーズンの公式戦出場停止、選手としての活動停止3カ月(謹慎期間の8月も含む)、減俸20%(3カ月)、社会貢献活動の実施(12月まで)など重い処分が科せられた。
また管理監督者への処分として、輿水順雄代表取締役社長は減俸5%(1カ月)、佐久間悟取締役副社長兼GMは減俸5%(1カ月)、今泉松栄取締役総務・経理本部長兼強化部長は減俸5%(1カ月)となっている。
クラブは「プロサッカー選手として、また社会人としてあってはならないものであり、クラブやクラブ所属選手全体への信頼を損なう行為だったと判断」としつつ、輿水氏は「弊クラブ所属選手が、このような事態を引き起こしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、道渕はクラブ公式サイトで「この度は私の全くもって許し難い行為によって、ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての方々だけでなく、サッカー界全体に対しても、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」とコメント。知人女性をはじめ、関係者に謝罪し、「社会人としてあるまじき行為であり、弁明の余地はなく、深く反省するばかりです。 今後は全てのご批判を真摯に受け止め、二度と同様の過ちを犯さないことをお誓い致します」としている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
クラブ公式サイトのスクリーンショットです●画像