ドルトムントのFWピエール・エメリク・オーバメヤンが、2月28日のシャルケとのダービー戦で先制点を決めた後に披露したバットマンとロビンの変身パフォーマンスの裏側を語った。ブンデスリーガの公式サイトが伝えた。 146回目の伝統のレビア・ダービーでオーバメヤンは後半33分、ゴール右隅に先制点を決めた。すると、オーバメヤンはバットマン姿となり、MFマルコ・ロイスは相棒ロビンのマスクをかぶる前代未聞のセレブレーションを行った。それが全世界に報じられた。 「マルコ・ロイスと試合の2日前にイタリア料理屋で一緒にご飯を食べたんだけ ど、何かできないか、そこで相談が始まったんだ。それがあのセレブレーションにつながった。ちょっとした遊び心だよ」 ロイスとの会食で発案したセレブレーションには通訳の協力もあったという。 「ソックスに隠しておくにはマスクは大きすぎるからね。僕の通訳のマッシモが助けてくれた。前後半開始前に相手ゴール裏に入れ物を隠しておいたんだ。大勢のサポーターの前でゴールを決められたときは鳥肌が立ったよ。彼らには何かお返しがしたかった。だから、ダービーの勝利をプレゼントした。それができて幸せだよ」 かつてはゴール後にスパイダーマンのマスクをかぶったオーバだが、次はどんなセレブレーションを見せてくれるのだろうか。 【了】 サッカーマガジンゾ ーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images