衝撃ミドル弾の井手口は「日本で最高の選手」 豪州戦の活躍で海外評価が急上昇
「Jリーグで長くプレーしない」と近い将来の海外進出も予言
ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介は、31日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地オーストラリア戦の後半37分に、強烈なミドルシュートを叩き込み、2-0の勝利と6大会連続のW杯出場に貢献した。強烈なインパクトを残した21歳の若武者は、海外メディアから「日本で最高の選手」「Jリーグでプレーしている少数派だが、長らくプレーしないだろう」と、近い将来の飛躍を予言されている。スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版が報じている。
インサイドハーフの一角に入った「IDEGUCHI」の名前は、衝撃のゴラッソによって世界に轟いた。
「ヨウスケ・イデグチはチームの少数派で、いまだにJリーグでプレーしている。だが、それも長くはないだろう。わずか21歳のガンバ大阪ミッドフィルダーは、日本で最高の選手だった。彼が残り時間7分の時点で勝利を決定づけ、6度目のW杯の座を確保する前からだ」
ボール奪取能力や運動量に非凡なものを見せていた井手口は、ゴールを決める以前からハリルジャパンで白眉の活躍を見せていたと称賛されている。オーストラリア撃破の原動力となり、海外から高い評価も得た井手口は、欧州進出への足がかりをつかんだと言えるのかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi
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