韓国、イラン戦屈辱の5戦連続無得点 現地紙嘆き節「枠内シュートゼロ」、ライバル国に感謝の声

中国がウズベクに勝利、韓国辛くも2位維持

 韓国紙「スポーツソウル」は「イラン戦5 試合連続ノーゴールの屈辱 枠内シュートもゼロ」や「崖っぷちのシン・テヨンが最終戦ウズベキスタン戦に臨む」と特集している。

 記事では「残念な90分間。必死に戦ったが、最も重要な勝利は近づかなかった。今回枠内シュートゼロだった」と決定力のなさに嘆き節だった。

 試合では後半から数的優位に立った韓国が地の利も生かし、58%のボール支配率を誇った。シュート本数は韓国、イランともに6本。だが枠内シュートはイランが1本、韓国が0本で、ノーゴールも納得の内容となった。

 一方、韓国紙「東亜日報」は「ありがとう、中国。シン・テヨンは最悪の事態を免れた」と特集した。中国は同日、韓国に勝ち点1差に迫っていたウズベキスタンと本拠地で対戦し、前半39分のPKを決めて中国が勝利。それにより韓国が2位の座を辛くもキープしたことを喜んでいた。

 とはいえ、9月5日の敵地決戦でウズベキスタンに負けてしまえば、危機的状況が待っている。3位に浮上したシリアの結果次第では、プレーオフにも出場できない屈辱のシナリオもあり得る状況だ。そして、感謝の言葉を述べた中国にもプレーオフ行きの可能性が残っている。

 

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