韓国、イラン戦屈辱の5戦連続無得点 現地紙嘆き節「枠内シュートゼロ」、ライバル国に感謝の声
本拠地イラン戦で0-0ドロー、9大会連続のW杯出場は最終節にお預け
ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループAの第9節が31日に行われ、同組2位の韓国は同1位のイランと0-0のスコアレスドローに終わり、9大会連続のW杯出場は最終節にお預けとなった。4位に転落したウズベキスタンとの敵地決戦の結果次第では8大会連続で出場してきたW杯への道が断たれる「アジアの虎」だが、韓国メディアは「イラン戦5試合連続ノーゴールの屈辱、枠内シュートもゼロ」という嘆き節から、「中国、ありがとう」と同組のライバルに感謝する声まで飛び出している。
1986年メキシコ大会からW杯出場を果たしてきた韓国は最終戦に命運を委ねることになった。
ウリ・シュティーリケ前監督を成績不振から解任し、シン・テヨン新監督を就任させるスクランブルとなった韓国が、すでにW杯出場を決めているイラン代表にホームで勝ちきれなかった。後半7分にはイランMFサイード・エザトラヒが一発レッドで退場処分を言い渡され数的有利になったが、10人のイランを崩せなかった。
イラン代表のカルロス・ケイロス監督が自身のフェイスブックで韓国サイドから禿げ上がった芝など劣悪な練習場を準備されたことを告発するなど、韓国は勝利に手段を選ばなかったが、勝ち点3は手にできなかった。