「浅野は過ちを犯さなかった」「キラーだった」 殊勲の豪州戦先制ゴールを英紙も速報
「ショッキングなスミスの守備」を見逃さなかった浅野の一撃を称える
日本代表FW浅野拓磨(シュツットガルト)が、31日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦の前半41分に、値千金の先制ゴールを決めた。相手DFの隙を突き、来年のW杯本大会への扉を開いた一撃を、英メディアは「アサノは過ちを犯さなかった」「キラーだった」と報じている。
バヒド・ハリルホジッチ監督の大抜擢を受けた浅野は、前半右サイドでブレーキになっていた。判断ミス、DF酒井宏樹との連携不足からボールを失っていたが、前半41分に値千金の先制ゴールを叩き込んだ。
英紙「ガーディアン」は、浅野弾を速報した。
「アサノが先制弾を決めた。彼はボックス内で広大なスペースの中にいた。ショッキングなスミスの守備で、アサノは過ちを犯さなかった。至近距離からライアンを射抜く先制点を決めた」
MF登録ながら最終ラインに入ったボーンマスのDFブラッド・スミスは、マーカーの浅野を見失ってしまった。試合の総括でも「振り返ると最初のゴールがキラーになった」とも高く評価されている。相手の一瞬のミスを見逃さなかった“ジャガー”にとって、面目躍如の一撃となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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