ハリルJの新星活躍! チーム最年少MF井手口、豪快ミドル弾も謙遜「枠に入れば…」

豪州戦がA代表3試合目、後半37分に観客の度肝抜く鮮やかなミドルシュート

 日本代表は31日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地オーストラリア戦に2-0と勝利し、6大会連続となる本大会出場を決めた。チーム2点目となる強烈ミドルシュートを決めた殊勲のMF井手口陽介(ガンバ大阪)は「もっと自分自身成長して、また選ばれるように満足せずやっていきたいです」とさらなる飛躍を誓った。

 この試合で代表3試合目の出場となった井手口。6月13日のW杯最終予選イラク戦に続く先発出場を果たしたチーム最年少21歳の新星MFは、セットプレーのキッカーを任されるなど、中心的な役割を担った。本人は「あまり関係ないんじゃないかと思います」と謙遜したが、1-0で迎えた後半37分に観衆のド肝を抜く鮮やかなミドルシュートで貴重な追加点を奪って見せた。

「枠に入ればいいかなと思ったんですけど、そのまま入って良かったです」

 試合後のインタビューでは言葉少なに語った井手口だが、「こういう大舞台で監督に使ってもらったので、自分が結果を残すという思いで試合に臨んでいた」と、狙い通りのゴールだったと振り返った。この予選最終盤で一気に台頭し、本大会出場にも意欲を燃やしている。

「W杯までまだまだ時間はあるので、もっと自分自身成長して、また選ばれるように満足せずやっていきたいです」

 先制ゴールを決めた22歳のFW浅野拓磨(シュツットガルト)とともに、若い世代の力を日本中に見せつけた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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