名将ファーガソン、ジダン率いる“レアル王朝”の隆盛を予想 「サッカー界を支配する」

CLを過去4大会中3回制覇、スタープレーヤー以外にアセンシオら有望株も台頭

 マンチェスター・ユナイテッドを長年にわたって世界最強クラブとしてマネジメントしてきた人物と言えば、アレックス・ファーガソン氏だ。現在、UEFA(欧州サッカー連盟)のアンバサダーを務める同氏だが、レアル・マドリードが今後の数シーズンを支配し続けると予想しているという。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 レアルは過去4シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのうち、3大会を制覇し、昨シーズンは史上初となる同大会連覇を達成した。

 ジネディーヌ・ジダン監督率いるチームは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭にしたスーパープレーヤーがズラリと並ぶが、今季に入って絶好調のスペイン代表MFマルコ・アセンシオら多くの有望株も台頭してきている。

 それを受けて、スイスのニヨンで行われたヨーロッパのトップ指導者の会合に出席したファーガソン監督は、「レアル・マドリードに他のクラブが勝つことは、とても難しくなってきているな」とレアルが盤石の体制を作り上げつつあることに触れ、言葉を続けた。

「もし彼らが、これからの3〜4シーズンでも団結を続けていれば、彼らは引き続きサッカー界を支配するだろう」

 ファーガソン氏は持ち前の統率力で1990年代から2000年代にかけて、ユナイテッドの黄金期を築き上げた。それだけにモチベーターとして優れるジダン監督の采配術に、かつての名将も大いに注目しているのは確かだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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