ルールダービー出場の香川に独紙が高評価 「復帰以来最高のパフォーマンス」

笑顔が戻った

 ドルトムントのMF香川真司は、DF内田篤人が所属するシャルケとのルールダービーに先発出場し、後半32分までプレーした。試合は3-0で勝利。得点にこそ絡めなかったが、地元メディアは香川について「ドルトムント復帰以来最高のパフォーマンス」と絶賛している。
 地元紙「WAZ」は香川にMFマルコ・ロイス、MFヌリ・シャヒン、DFマッツ・フンメルスと並ぶ1.5の最高点を与えた。
「『笑顔が戻った』と、スタジアムのマッチデーマガジンは日本人の表紙でそうタイトルをつけていたが、彼はその通りにプレーした。彼は高質のスルーパスなどで、フットボールの楽しさを 発散していた。オーバメヤンとロイスのチャンスも演出し、彼がドルトムントに戻って以来最高のパフォーマンスだった。たとえ後半にペースが落ちたとしても」
 寸評ではダービーの大舞台で創造性を示した香川を絶賛。ドルトムントのゴールは香川の交代後に全て生まれたが、香川のプレーぶりはドイツ人の心を惹きつけて離さない様子だ。
 一方、地元紙「ルール・ナハリヒテン」でもイルカイ・ギュンドアン、ロイス、シャヒンの1.5点に続く、2.0という高評価を手にしていた。
 年明けに2部降格圏に低迷していた名門も今季初の4連勝で10位に浮上。一時期、定位置を失った香川も本来のプレーを取り戻し始めている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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