大迫にエースの貫禄、負傷明けも豪州戦に闘志 W杯出場へ「自分の手でつかみ取りたい」
右足首を負傷も回復 「全部含めて良い状態にある」と準備万端
ハリルジャパンのエースが、自らのゴールによってワールドカップ(W杯)出場を決めたいと闘志を燃やしている。日本代表FW大迫勇也は30日、ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦を翌日に控えた前日練習を終えて、報道陣の前で意気込みを語った。
「こういう大事な試合の時にここにいられるということが、選手としてすごく価値があること。ここで結果を出さないといけない責任感もある」
勝てば本大会出場が決まる大一番を前に、大迫は大きな責任を感じていた。それと同時に「もちろんプレッシャーもあります」としたうえで、「それを全部含めて良い状態にある」と試合に臨む準備は万全と主張している。
大迫は7月31日に行われたクラブでのテストマッチで右足首を負傷した。ケルンのドクターからも「最初は無理って言われた」というように、出場すら危ぶまれていたところから1カ月足らずで回復。90分間のプレーにも問題ないかと問われると、「そうですね」とはっきりと答えた。コンデション面の不安はなさそうだ。
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