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チェルシー主将テリーがライバルエースに“忠告” 「何も成し遂げていない」
今季の大躍進には称賛惜しまず
チェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリーがトットナムのエースFWハリー・ケインに対し、忠告の言葉を投げかけている。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
チェルシーは3月1日、ウェンブリー・スタジアムでキャピタル・ワン杯決勝戦を迎え、トットナムと対戦する。
大一番を前に、キャプテンを務めるテリーは、試合前日のインタビューでトットナムのエースを担うケインに対し賛辞を送りながらも、“忠告”のコメントを残している。
「彼は素晴らしい若手だ。動き出しは最高さ。ゴールを決めるフォームも自分のものにしている。イングランドの期待の星だね。だが、これからの道のりは長い。まだ何も成し遂げていないことを肝に銘じなければならない」
リーグ戦第20節ではトットナム相手に敵地で3-5の惨敗を喫したチェルシーだが、主将はあくまで冷静な姿勢を崩さなかった。
「皆、あの試合ばかりに焦点を当てているが、僕らがホームで彼らを3-0で撃破した事実も忘れてはいけないよ。『ワオ! 彼らは僕らを5-3で倒したんだから、僕らは彼らを必ず倒さなければならない!』、そんな風には捉えないということさ。サッカーではよくあることだよ」
あくまでリベンジマッチという位置づけではないことを強調したテリーは、代表の後輩にあたるエース・ケイン封じに静かな闘志を燃やしていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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